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西表島コンシェルジュ

西表島好きに知ってもらいたい知られざる歴史5つ。

今となっては一大ネイチャースポットとして知られつつある西表島ですが

実はそれ以前には悲しい歴史も多くあったんです…。

今回は西表島の知識を深めるために知ってもらいたい、島の歴史5つをご紹介します!


戦死の数より病死の数”戦争マラリア”

実は西表島って人の住める島ではなかったんです。

なぜならマラリア(蚊が移していく感染症)が蔓延していたからなんです!

マラリアはインフルエンザのような症状が出て最悪の場合、死んでしまう病気。

沖縄で戦争が始まると波照間島や黒島の人々は軍の命令により、強制的に西表島に疎開させられました。

そしてやっぱり疎開してきた人たちはマラリアにかかって、多くの方が命を落としました。

やっと疎開が終わりになった時、この事件の悲しさを忘れないために、当時の波照間島の学校の校長先生が南風見田の浜にあった石に「忘勿石」と刻み込んだものが今も残っているんです。

ちなみに八重山での戦争でなくなった方は200人弱、マラリアでなくなった方は3,500人以上にもなるそうです。

今では海も山も川もある大自然が魅力的な島ですが過去には戦争による悲惨な歴史があったことを知っていただけると嬉しいです。

特に波照間の方達の南風見疎開には悲しい裏話がありますので興味のある方は調べて見てくださいね。


まるでカイジ!”日本最南端のウタラ炭鉱!”

実は西表島には日本最南端の炭鉱があったんですがその社会がほんと闇です!

戦争特需で、石炭掘りが活発になると人手不足になってしまって日本各地や台湾、中国などから”いい話がある”と騙された人たちが島までの運賃や紹介料などの借金を負わされて、タコ部屋で働かされます。

“いやいや!大丈夫大丈夫!炭鉱で働いたらめっちゃ儲かるから!すぐ返せる!すぐ黒字!”

働いて借金を返そうとするんですが、お金の代わりにもらえるのは“炭鉱切符”というオリジナルの貨幣でした。

いやこれもうペリカですやん?

この切符を系列の売店で食べ物や日用品と交換して生活してたんです。

“この切符を集めれば普通のお金と交換できる”(いやもうこれペリカですやん?)みたいだったんですが実際には交換できない上、グループごとのオリジナル切符なので責任者が変わると

責任者”え?なにそれ?俺のグループじゃ使えないよ?” 

労働者”えっ?”

責任者”えっ?”

つまり炭坑に来たが最後、二度と帰れません。

こんな状態だから現場はもうマラリアだの、博打だの、暴力だのの荒れ放題。

島の外へ逃げるにも会社の連絡船しか交通手段がなくて、運良く近隣の島まで逃げられたとしてもすぐ炭坑の関係者に捕まって引き戻されたそうです。

まさにカイジのような歴史がこの炭鉱にはありました。


“人喰いワニがいた!”西表島のワニ伝説

むかしむかし、西表島のあるところに鹿川村という村がありました。

ある日、村人が浜辺を歩いていると大きな動物の跡を見つけました。

跡をたよりに周辺を探してみるとそこには大きな大きなワニがいたのです。

驚いた村人は仲間を呼び寄せ、エイヤー!何とか退治すると肉や皮を役人に献上しました。

どうやらこのワニはフィリピンから流れ着いたイリエワニだそうで

奄美大島や他の島でも発見されているくらい海を渡るワニみたいです。

カヌーツアーやシュノーケルツアーに参加される方は

もしかしたらワニがまだいるかもしれませんので気をつけてくださいねー!笑

ちなみに余談ですが西表島ではジュゴンの化石が見つかっており、

大昔には島の周辺にいたみたいです。


島の高地から眺められる”難破船テツエイ丸”

西表島の高那と呼ばれる地区からほど近い場所にこの難破船テツエイ丸はあります。

なんとこの船、干潮の時であれば近くの陸地から歩いて近づくことができるんです!

ただし、サンゴで足を切りやすいのでマリンシューズは必須ですが…。

見た目はものすごく昔からあるような感じにも見えますが実際はそうでもないようです。

貨物船だったようですが台湾かどこかへ引き渡される時に座礁してしまったのだとか。

道の途中からでも見えるその姿はとっても絵になりますよ!


“サンゴ壊滅の危機”90%が白化!?

西表島と石垣島の間には石西礁湖と言われる日本最大のサンゴ礁が広がっています。

そこではなんと400種類以上のサンゴが確認されているのですが、

2016年にはサンゴの90%以上が白化してしまい、色鮮やかなサンゴが見られなくなってしまっているのです。

原因は海水温の上昇で、当然、温暖化も原因の一つですが、もう一つは台風がこないことなんです。

台風なんてやだなぁ。こない方がいいよ。と普通の人は思うかもしれませんが、

沖縄のサンゴたちにとっては海がかき混ぜられて海水温が下がる要因にもなってるので適度に台風がきてくれるのが一番良いことなんです!

失われつつあるサンゴに対して取り組みも行っていますが、成果はあまり出ていないようです。

綺麗なサンゴの復活のためにもしよろしければ35(サンゴ)コーヒーをお手にとってみてください。

サンゴでローストした豆が入っていて、代金の一部がサンゴ復活のための寄付になっています。

西表島コンシェルジュに登録のツアー会社様の中にはまだ生きたサンゴがみれる穴場のスポットを知っている人がたくさんいますのでぜひお問い合わせください!


以上、西表島の昔の歴史から、現状のことを簡単ですがまとめて見ました。

もっともっと西表島のことを知っていただけたら嬉しいです。